自分を過信しないこと
【7/11(木)の出来事】
成功への道筋を考える。
いわゆる中規模の30席以上のキャパだった1店舗目のカフェをオープンして、移転して20席未満の小さなカフェをオープンして今心がけていることがある。
それは「まず小さなお店を満席にすることから始めよ」ということ。
席数が広い=大きな売上を狙えるが、
物件取得費にはじまり日々の家賃や人件費、水道光熱費など、キャパが大きいほど固定費などがかさむ。
この固定費をまかなって余りある利益を出すことが出来るなら良いが、初めてのカフェのオープンならば中規模以上は絶対に避けるべき。まずは、小さな10席~15席という規模で経営を勉強しながら次のステップを目指すべきである。
事業計画はそもそも、その時点で経営未経験である自分によるものであるから、計画通り利益が出ることはない。
例えば、原価を35%と事業計画で設定した時に、フードとドリンクのそれぞれの比率や、歩留まりや、廃棄率や、撮影や新メニューのための試作分などを計算しているだろうか。
このような事業計画表から抜け落ちやすい項目は山ほどある。
だから事業計画を練ってオープンした飲食店でもどんどん閉店していくのだ。
まず閉店しないために、夢を追い続けていくためには準備金をとにかく持っておくこと。準備金が少なければ少ないほど経営を学んで建て直す時間は少ないから。