ダメ出しをしてくれる人がいない経営は危険
【7/25(木)の出来事】
自分にダメ出ししてくれる人の必要性を感じる。
この日は通っている経営塾の講義があり、経営者の陥りやすい罠について学ぶ。
かのウォルト・ディズニーの会社では、一つのプロジェクトに臨むとき、人を3つのポジションに分けるという。
夢を語る夢想家、ダメ出しをする批評家、具体的な方法を考える現実主義者。
経営者・起業家は基本的に全員夢想家である。あれがしたい、これがしたい、こうなったら嬉しい……そこに対してあら探しやダメ出しをしていくのが批評家。
5W2Hの観点から具体的な道筋を示す必要性を訴える現実主義者。
夢想家だけ参加のプロジェクトは必ず失敗する。そこにリスクヘッジや戦略もなく秩序もないため。
批評家と現実主義者の観点を自分の中に持っておくべきだし、もっと言うと他人にその役を担ってもらうべき。経営コンサルタント、銀行家、先輩経営者……。
うまくいくことだけを考えていても経営は行き詰まる。どんな問題が起こりうるのかをきちんと考え、それに対する答えを用意しておかなければならない。